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● NHKニュース より
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TBSニュース
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テレ朝ニュース 2011/05/13 11:49
http://www.tv-asahi.co.jp/ann/news/web/html/210513020.html
【原発】工程表に遅れも“メルトダウン”影響深刻
福島第一原発1号機で燃料の「メルトダウン」が起きたことを受け、東京電力は事故の収束へ向けた工程表の見直しに着手します。
1号機は、溶け落ちた燃料の熱で圧力容器の底が損傷し、外側の格納容器に高い濃度の汚染水が漏れています。
さらに、この格納容器を満たすのに必要な水は7000トンですが、これまでにそれを上回る1万トン以上を注水していることから、ここからも汚染水が大量に漏れているとみられ、対策が急がれます。
東京電力は、燃料のメルトダウンで損傷した1号機の圧力容器の底の部分を特殊なセメントで塞いだり、漏れた汚染水を浄化して再利用する案などを検討しています。
一方、溶けた燃料を冷却するため、循環型の冷却システムの設置作業は続けるとしています。
17日の工程表の見直しで、どこまで具体的な対策が示せるかが焦点ですが、これまで1号機は2号機や3号機と比べ、冷却に向けた準備が進んでいるとされていただけに工程表全体への影響が懸念されます。
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TBSニュース
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朝鮮日報 : 2011/05/13 08:58:10
http://www.chosunonline.com/news/20110513000020
福島原発:1号機で燃料棒が完全露出
燃料棒が溶け落ち、圧力容器に複数の小さな穴
冷却水と共に流出した可能性
東京電力は12日、福島第1原子力発電所1号機の圧力容器の水位が当初の予想以上に低く、そのため長さ4メートルの燃料棒が完全に露出して溶け落ち、圧力容器下部で再び固まっているとの見方を示した。
ただし、どの程度まで溶け落ちたかについては分からないという。
これは共同通信が同日付で報じた。
東京電力によると、溶け落ちた燃料棒によって圧力容器下部には複数の穴が開いており、、この穴を通じて冷却水と溶け落ちた燃料棒が圧力容器の外に漏れ出した可能性があるという。
これまで予想されていた圧力容器内の冷却水の水位は、燃料棒から1.5‐1.7メートル下とみられていたが、水位計を調整して測定したところ、実際は燃料棒の上部から5メートルほどにまで下がっていることが分かった。
しかし圧力容器の表面温度は100‐120度と比較的低く安定しているため、東京電力は
「溶け落ちた燃料棒は水に漬かって冷却されている」
と説明している。
これまで東京電力は、1号機の燃料棒が溶け落ちた割合を55%ほどと説明してきたが、今回明らかになった水位から、実際は全て溶け落ちた可能性もあるという。
原子力安全保安院の西山英彦審議官は
「圧力容器内部の水位計はまだ正常な状態ではない可能性があるため、検証には慎重を期さなければならない」
と語った。
東京電力は1号機の燃料棒を冷却するため、11日までに1万トン以上の水を投入した。しかし、この水は圧力容器下部に生じた穴を通じて、ほとんどが外部に漏れ出したものとみられる。
ソウル大学原子核工学科の黄一淳(ファン・イルスン)教授は
「燃料棒が溶け落ちたのなら、溶岩と同じように底で固まり、この状態で蒸気が発生し続けているのだろう。
蒸気が外部に排出されない限り、今よりも大きな問題にはならないはずだ」
と語った。
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【◆ その後】
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ANNニュース
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== 東日本大震災 ==
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