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● ANNニュースより
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NHKニュース 2011年 5月8日 4時2分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110508/t10015748291000.html
1号機建屋入り口 午後開放へ
放射性物質に汚染された空気の浄化が続く、東京電力福島第一原子力発電所の1号機の原子炉建屋では、冷却機能回復に向けた作業のため、早ければ8日午後にも入り口の扉が開放される予定です。
微量の放射性物質が漏れ出すことも予想されますが、東京電力は、外部への影響がほとんどないことを十分に確めたうえで開放するとしています。
東京電力は、1号機の原子炉建屋で、今月5日から空気を浄化する装置を動かして放射性物質を取り除いていて、7日午前3時すぎには、放射性物質の濃度が目標とする値の10分の1程度に下がったとしています。
原子炉の冷却機能回復に向けた作業の効率を上げるため、早ければ8日午後にも入り口の二重の扉を開放する予定ですが、外から空気が流れ込むことで、微量の放射性物質が1時間程度、建屋の上空へ漏れ出すことも予想されています。
東京電力は、予想される放射線量が十分低く、外部への影響がほとんどないことを確かめたうえで、建屋の放射性物質の濃度などを経済産業省の原子力安全・保安院に報告し、了承が得られれば、扉を開放することにしています。
その際、原子力安全・保安院と東京電力は、事前に福島県など関係する自治体に連絡するほか、周囲の放射線量などを注意深く監視し、公表するとしています。
扉を開放したあとは、建屋の中の放射線量を測ったり、放射線量が高いがれきなどを除去したりしたうえで、作業員が中に入ります。
そして、格納容器を水で満たす「冠水措置」に必要な水位計の補正や、そのあとの「循環型の冷却システム」の実現に向けた配管の点検などを始めることにしていて、1号機では原子炉の冷却機能回復に向けた作業が本格化することになります。
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NHKニュース 2011年5月8日 12時0分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110508/t10015752391000.html
1号機 8日にも扉開けた状態に
東京電力福島第一原子力発電所1号機では、放射性物質に汚染された空気の浄化作業を行った結果、原子炉建屋で作業を行うための放射性物質の濃度の目標値を下回ったとしています。
東京電力は、入り口の扉の開放に向けて、経済産業省の原子力安全・保安院と協議を行っていて、了承が得られれば、早ければ8日にも入り口を開けた状態にする予定です。
東京電力は、1号機の原子炉建屋に人が入って作業を行うため、今月5日から空気を浄化する装置を動かして、放射性物質を取り除く作業を続けてきました。
その結果、7日午後9時13分の最新のデータで、放射性のヨウ素と放射性のセシウムの濃度が、いずれも全面マスクを着けて作業を行う目標としていたレベル以下になっているということです。
東京電力では、建屋の入り口を開放できる状況が整ったとしていますが、開放に伴って微量の放射性物質が8時間程度漏れ出すことも予想されるとして、原子力安全・保安院と環境への影響などについて協議しているということです。
東京電力によりますと、漏れた場合の予想される放射線量は十分低く、外部への影響はほとんどないということで、国の了承が得られれば、福島県などに連絡したうえで、早ければ8日にも入り口を開けた状態にする予定です。
作業員が中に入れるようになれば、格納容器を水で満たす冠水措置に必要な水位計の補正や、そのあとの循環型の冷却システムに使う配管の点検など、1号機の原子炉の冷却機能の回復に向けた作業が本格化することになります。
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日経新聞 2011/5/8 19:50 (2011/5/8 20:31更新)
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C93819595E2EAE2E29A8DE2EAE2E7E0E2E3E39F9FEAE2E2E2
冷却装置設置へ二重扉開放
自治体や諸外国に通報 保安院「環境影響は小さい」
東京電力は8日、福島第1原子力発電所1号機で、原子炉の新たな冷却装置の工事に向けた作業に入ったと発表した。
原子炉建屋につながる二重扉を開放。
ロボットの作業に頼ってきた建屋内に9日午前4時から人が入り、放射線量の測定などを始める。
6月中に冷水を循環させる本格的な冷却装置を設ける。
原子炉を安定な状態に持ち込む作業がようやく本格化する見通しだ。
扉を開けると放射性物質が大気中へ漏れ出す恐れがある。
東電は8日午後、福島県や地元13市町村に連絡。
中国や韓国、ロシアなど諸外国は外務省経由で通報したという。
経済産業省原子力安全・保安院は「環境影響は小さい」と評価している。
1号機は換気装置を使って原子炉建屋内の放射性物質を取り除いてきた。
建屋内の空気が外部に漏れても「原発敷地内で測定されている濃度の1万分の1程度」(東電)という。
ただ4時間ごとに放射線量を評価し、環境影響を監視していく。
8日午後8時過ぎから換気用ダクトを抜き去る作業を開始。
9日午前4時をメドに東電作業員と保安院が建屋内に入る。
まずは放射線量を測定し、今後の作業への影響を検討する。
その後、水位計の復旧や原子炉の熱を取り除く熱交換器を入れる作業などを進める。
6月の完成を目指す本格的な冷却装置は、原子炉が本来備える冷却装置とは別。
原子炉に冷却水を循環させながら安定して冷やすシステムを外から取り付ける。
メーカーでの設計・作製が始まっている。
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1号機が、いよいよ水棺に向けて動き出した。
話はちょっとズレて、ロボットへ。
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YOMIURI ONLINE 2011年5月8日03時04分 読売新聞
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866921/news/20110508-OYT1T00115.htm
チェルノブイリでも活躍、リモコンロボ投入へ
政府と東京電力でつくる福島原子力発電所事故対策統合本部(本部長・菅首相)は、ウクライナのチェルノブイリ原発で廃炉作業に使われた実績を持つスウェーデン製のロボットを、福島第一原発に投入する方針を決めた。
原子炉建屋内でがれきの撤去などに利用する計画で、早ければ数週間以内に作業を行う。
投入されるのは、
スウェーデンに本社があるブロック社の解体ロボット「ブロック」。
遠隔操作で動き、有害なダイオキシン対策が必要なゴミ焼却炉など、劣悪な作業環境での解体作業が得意なロボットだ。
ブロック社によると、世界中の原子力施設で200台以上の使用実績がある。
ショベルカーのような形をしており、解体や運搬など作業目的に合わせて、腕にドリルやバケツなどさまざまな機器を取り付けられる。
ロボットは先月中旬に1台が日本に運ばれてきたほか、高放射線量下でも作業できるよう改良された3台が今月2日、日本に向けて空路で運び出された。
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またまた、外国製ロボットである。
どうにもシャクにさわるのだが、こればかりはしかたがない。
こういう日本のロボットもあったが。
ちょっと原発からは離れるが。
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YOMIURI ONLINE 2011年5月7日14時33分 読売新
http://www.yomiuri.co.jp/feature/20110316-866918/news/20110507-OYT1T00431.htm?from=nwlb
東大生産研の水中ロボット、岩手沖で2遺体発見
● 行方不明者の捜索に活躍した水中ロボット(浦教授提供)
東京大学生産技術研究所が、水中ロボットを使って東日本大震災の津波による行方不明者の捜索を進めている。岩手県大槌町の沖合で海を探索し、遺体2体を発見した。
浦環(うらたまき)教授(海中ロボット学)らのチームは、4月29日から3日間、三井造船の協力を得て、同社の水中ロボット「RTV」2台を投入した。
ロボットは長さ80センチ、幅55センチ。600メートルのケーブルで船上とつながり、遠隔操作でプロペラを動かして海中を約8キロ・メートル移動、カメラで海底を探った。
その結果、大槌町の約500メートル沖合で水深23メートルの海底から、同約700メートル沖合で同21メートルの海底からそれぞれ遺体を発見。
海上保安庁によって引き揚げられた。
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なを、最新の情報では死亡・不明者の数は約2万5千人という。
3万人を越えるかと思っていたが、少なく収まってよかった。
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2011/05/06 17:49 【共同通信】
http://www.47news.jp/CN/201105/CN2011050601000673.html
震災の死亡・不明2万4904人 警察庁6日まとめ
東日本大震災の死者は6日現在の警察庁のまとめで、12都道県の1万4841人、行方不明者は6県で1万63人となった。
死者・不明者は計2万4904人。
被害が大きかった3県の死者は宮城8897人、岩手4360人、福島1520人。不明者は宮城6031人、岩手3299人、福島729人。
3県で検視が終わった遺体は1万4765体。
うち1万2573体の身元が確認された。
原発事故の影響などによる避難も含め、18都道県に設置された
約2400の避難所に約12万人
が身を寄せている。
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== 東日本大震災 ==
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